ニーグリップ

Twitterで、ニーグリップの話をしていますが
それにかかわる話をしていきたい。
よく言うニーグリップ
ググると、ひざを中心とした内股全体で燃料タンクを挟むことで下半身を安定して保持することである。
と、出てくる。
まぁ、それはそれで正解だと思う。
個人的な解釈は少し違う。
どちらかというと、膝に近い内またでタンクを挟む。
そのハサミこんだ状態で、膝をつっかえ棒にして、身体を前に行き過ぎないように調整する。
そんなイメージである。
そうすることにより、フロント荷重とリア荷重をコントロールしていく。
ニーグリップを強くすると聞くが、
それっていうのは何を強くするイメージですか?
タンクを挟み込む力ですか?
仮にブレーキした際に、抑えてた膝が滑り、前にお尻や体が、スライドしてしまう用であれば、それは、挟み込む力が弱いと言えるでしょう。
そのタンク挟み込みが上手くできれば、あとは、
荷重コントロールをしていく作業に移れる。
上体をそらし、背筋を使って後ろに引くようにしたり、前に動いたり、
もしくは、お尻をシートカウル上で故意的に動かしたりしていく。
タンクだけを抑えればいいわけではありません。
ステップで足を突っ張り、お尻でシートを押し込み
そして、タンクを押し込む
そんなイメージだ。
ニーグリップと合わせて、こんなことも良くききます。
・腕に力いれるな
・腕突っ張るな
これは、たしかにそういう場合もありますが、常にそうなってはいけない訳ではない。
もちろん、腕はサスのように使うし、
いらんところで、腕に力は入れてはいけない。
しかし、
・腕に力いれるな
・腕突っ張るな
を、わからない人に伝えた場合
どの瞬間にもその力は不要なものなんだと思ってしまう場合がある。
時には、腕を突っ張るし、ハンドルに力を入れたりすることもある。
しかも、荷重を、100%入れる訳ではなく、70%の時もあれば、30%の時もある。
借り物バイクの時は、常に入れなくてはいけない場合もある。
状況は、さまざまで、その状況によっては、
・腕に力いれるな
・腕突っ張るな
この限りではないんです。
逆に、腕を突っ張ってしまう場合、極端に腕が疲れる場合、
もっと言えば、進入からラインにのれない場合
止まりきれない場合
ニーグリップが出来ていない可能性がありますよね。
思い当たる節があるライダーは、少し気にして欲しいです。
では~
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